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「後遺障害」と「身体障害者手帳の障害」
「後遺障害」と「身体障害者手帳の障害」
身体障害者手帳の根拠となっている身体障害者福祉法は、身体障害者の福祉を目的にしています。
これに対して、自賠責保険においては、交通事故で生じた損害を賠償することを目的としています。
また、自賠責保険の後遺障害は症状が一生治らないという前提に立っていますが、身体障害者福祉法の障害においては、必ずしも一生治らないことは前提にはしていません。
さらに、自賠責保険の後遺障害と身体障害者福祉法の障害とでは、障害の内容や障害の程度も異なっています。
以上のような点に、自賠責保険における後遺障害と、身体障害者手帳における障害には違いがあります。
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